今の仕事を続けていて大丈夫だろうか?
将来性のある仕事ってなんだろう?
AIに仕事が奪われるのではないか?
これらは私が最近まで抱えていた悩みで、同じ悩みを抱えているサラリーマンは多いのではないでしょうか?
今回は、こんな悩みを解消してくれる『10年後の仕事図鑑』という本を読んで学んだことについて紹介していきます。
※5分程度で読み終わります。
この記事の読者
- 仕事について将来に不安がある人
- どんな仕事をすれば良いか分からない人
- AIに仕事を奪われないか心配な人
この記事を読むメリット
- 仕事に関する将来の不安からワクワクに変わる
- 今後伸びそうな仕事が分かる
- これからの働き方が分かる
結論から言いますと、
好きなことを仕事にしましょう。
それができたら苦労しねーよ!!
そんな簡単な話じゃないから不安なんだよ!
という声が聞こえてきますが、順を追って解説していきますね。
AIに仕事を奪われても問題ない?
まず、仕事の未来を考える上で欠かせないのがAIですね。
AIを全く知らない方はぐぐってください。→知らないことはぐぐることが大切です。
最近ではAIが囲碁の世界王者を倒したということが話題になりましたね。
そういった話題からAIに仕事を奪われて、食べていけなくなるのでは?という不安を抱えている方も少なくないと思います。
私もこの本を読むまでは自分が代替可能な存在なんじゃないか?と不安でした。
しかし、そもそもAIに仕事を奪われるという考え方がズレているとこの本では言われています。
まず結論として、AIに仕事を奪われるかも!やばい!みたいな考え方から、AIが代わりに仕事をしてくれるようになったら、余った時間で何しようかな?という考え方に変えてください。話はそれからです。
仮にAIに仕事を奪われていくとどのような世界になるのか考えてみましょう。
AIが仕事を奪っていく。例えば工場で働く人の代わりにAIが自動で物を作る。農家の人の代わりに作物を育ててくれる。
すると、食べ物や物のコストが安くなり、全ての物が安く売られるようになります。
生活費が大幅に下がるので、今までのように頑張って働いて、お金を稼がないと生活できないという状況ではなくなっていきます。
食べ物に困ることもなくなるので、人は今までのように働く必要はなく、好きなことをする時間が増えます。
人間はその浮いた時間を使って、自分が好きなことをしてお金を稼げば良いんです。失敗しても食べることに困らないので、どんどん挑戦していけますよね。
どうですか?早くAIに置き換わらないかな?と思いませんか?
ただ一つ問題点として、このような未来は一気には来ないということです。
徐々に置き換わっていきます。なので、一時的に奪われるというような状況も起こると思います。
そこで私たちがすべきことは、少しずつ仕事がAIに置き換わっていく世の中で、
AIを使ってどんな面白いことができるか?AIが生み出してくれた時間を使って自分は何をしたいのか?を考えていくことです。
人間にできてAIにできないことは面白いことを想像することです。あまり考えてこなかった人が大半なのではないでしょうか?これを機に面白そうなことを考えた方が良いです。
と言っても、中々どんなことをすれば良いのか思いつかないですよね?そんな人のためにこれから伸びていく仕事というのが、この本ではいくつか紹介されています。
これから伸びる仕事
- 職人
- Youtuberなどの動画ビジネス
- ドローン
- AIを操る仕事
それぞれなぜ伸びるのかについての詳細な解説はこの本を実際に手に取って読んでいただければと思います。
ここで、大切なことは伸びる仕事やなくなる仕事の予想は血液型占い程度の精度しかないということです。なぜなら、未来のことは誰にも分からないから。
そのため、この本の予想を盲信するのではなく、どういう理由で伸びると予想されているのかを知ることで、自分なりに考える力を身に付けることが大切だと思います。
そして私として思うことは、このような伸びると言われている仕事を意識しつつ、自分の好きなことをどうすれば仕事にできるかを考えていくのが大切だということです。
好きなことでお金を稼げるのかどうかを考えるのではなく、好きなことでどうやったら稼げるようになるのか考える。そして実際にやってみるというのが、これからの仕事の在り方だと思います。
とにかく好きなことを仕事にすることを目標にどんどん挑戦する必要があると思います。
これからの私たちの働き方とは?
最後に結論に戻りますが、これからの働き方として大切なのは、「好きなことを仕事にしましょう」ということです。
近年、ワークライフバランスという言葉をよく耳にします。仕事と私生活のバランスを良くする。働き方改革なんてものも進められていますよね。
この考え方はまだまだ前時代的です。
これからは仕事と私生活のバランスではなくて、私生活や趣味が仕事になり、そして仕事が趣味や私生活になる。仕事と私生活に境界線の無い生き方が主流になるとこの本では予想されています。
好きなだけで稼ぐのはほとんど不可能です。
好きなことに没頭してとにかくやりこむ。するとスキルが身に付いて、そのスキルに価値を感じてくれる人が現れます。
さらに、もう一つ新たに好きなことに没頭すれば自分の中に新たなスキルが身に付き、それを繰り返すうちに、何にも代替されないオンリーワンになれます。
好きなことと好きなことを組み合わせて、どんどん自分だけの価値を生み出せば、自ずと好きなことで生きつつ、代替されない存在になれます。
それを目指して、好きなことに没頭し続けることが、みなさんの抱える将来の不安を解消する手段なのではないでしょうか。
ということで、今回は以上になります。この本を読むと自分の常識が古臭い固定観念にとらわれたものだと気づかされます。今回書いたこと以外にも、これからの時代を生きていくうえで大切な考え方がたくさん書いてある良書です。
変化の激しい現代において、生き方の羅針盤を持つことができる一冊ですので、ぜひ読んでみてください。
参考:落合陽一・堀江貴文 (2018) 10年後の仕事図鑑 SBクリエイティブ株式会社